ども、ナオヤです。
リールを出しているのに、再生数が全然伸びない。内容が悪いのか、編集が下手なのか、そもそもセンスがないのか。とりあえず本数だけは増やしてるんだけどな…。
数年前に作って、1年半以上ほったらかしにしていたアカウントを、2週間ほど前に動かし始めました。腰痛まわりの発信をしているアカウントで、ぼくがずっとやっている体を整える仕事の集客装置として使っているやつです。
Instagramを集客に使うなら、まずリールからやるのがいいと思っています。リールで広く知ってもらって、フィードで自分たちの価値観が伝わる投稿をして、ストーリーズやライブでもっとパーソナルなところを見せる。認知から関係づくりまで、機能ごとに役割を分けられるのがInstagramのよくできているところです。その入口がリールなので、いまはリールだけに絞って回しています。
今回は、そのリール動画をどう作っているのかを整理していきます。
3桁回らない動画はまず表紙が悪いです
リールが伸びない理由は、ひとつではありません。つまずく場所が2段階あって、再生数を見れば、いまどっちで止まっているかが分かります。
・1日で3桁に届かない=そもそも押されていない→中身は見られていない→直すのは表紙
・3桁は回るのに伸びない=押されてはいる→途中で離脱されている→直すのは中身とテンポ
まずは1段階目です。1日経って再生数が100を超えないリールは、中身をどれだけ直しても変わりません。ぼくも最初の1週間は、ここで全部止まっていました。
理由は、以下の2つです。
・最初にリールを選ぶのは機械ではなく人
・表紙は見た瞬間に読めないと選ばれない
それぞれ整理していきます。
最初にリールを選ぶのは機械ではなく人
出したばかりの動画は、中身の良し悪しがまだ判定されていません。
アルゴリズムは、その動画が面白いかどうかを最初から知っているわけじゃないです。なので、最初の評価は見た人が押すかどうかに委ねられます。押されなければ、そもそも中身を見られていません。見られていないので、中身をいじっても数字は動きません。
再開して1週目、ぼくは表紙のことを何も考えずに出していました。適当にタイトルをつけて、ポイッと投稿する感じ。まず始めることのほうが大事なので、分析より本数を優先しました。結果、再生数は軒並み100ちょい。1本だけ、たまたまいい感じになった表紙があって、それだけが200を超えました。
2週目で表紙を作り込みました。動画の中身の作り方は変えていません。表紙だけです。そうしたら、いまのところ全部200後半まで回って、1本は300を超えています。
だから、1日経っても3桁に届かない動画は、中身ではなく表紙が悪いと判断しています。
表紙は見た瞬間に読めないと選ばれない
表紙は、デザインがおしゃれかどうかの話ではありません。見た瞬間に読めるかどうかの話です。
検索マークを押したときに出てくるのは、投稿のサムネイルがずらっと並んだ画面です。あのたくさんの情報の中から選んでもらうので、判断は一瞬。その一瞬で「これは自分のことだ」と思ってもらえる言葉が要ります。
ぼくが入れているのは、ターゲットが普段から気にしている言葉です。具体的にはこんな感じ。
腰が痛い人って、朝起きるのがしんどいんですよね。なので「腰痛」「朝起きる」「辛い」みたいな言葉を表紙に入れます。朝起きるのが辛いなと思っている人が、つい押してしまう言葉。これは絶対に入れるようにしています。
言葉は3つくらいがちょうどいいです。一番目についてほしい言葉を赤で一番大きく、次に見てほしい言葉は背景を黄色にして、その上に赤文字を載せる。とにかく文字は大きく、目立つ色で。
ここでひとつ、今日やらかしました。表紙には枠のサイズがあります。リールで見ると全画面で表示されますが、検索タブから見ると上下が少し見切れる。今日アップしたリールは、その枠に表紙の絵が収まっていなくて、上のほうが切れてしまいました。結果、いまだに100も回っていません。
言葉を選んでも、枠から出ていたら読まれない。作り込んだ表紙でも、ちょっとしくじると一瞬でアウトです。
この2週間ちょっとで分かったのは、狙って作れば3桁は超えるということ、そして1箇所外すだけでそれが消えるということです。3桁に届かないうちは、編集の勉強をするより先に表紙を直したほうが早いです。
3桁から伸びない動画は最後まで見られていません
表紙が効き始めると、次の壁が来ます。200から300くらいで止まって、そこから伸びない。ぼくがいま当たっているのがここです。
押してもらったあとに最後まで見てもらえないと、Instagram側からいい評価をもらえません。評価をもらえないと、いろんな人に届けてもらえない。逆に、評価をもらえれば届く人数が増えます。だから、見られている時間を伸ばす必要があります。
理由は、以下の2つです。
・内容が読者の知りたいことになっていない
・テンポが単調で途中で飽きられる
それぞれ整理していきます。
内容はターゲットが決まっていないと決まらない
内容は、自分が話したいことではなく、相手が知りたいことで決めます。
マーケティングでも文章でも、自分の書きたいことを書いちゃダメだとよく言われますが、リールもまったく同じです。相手が「これ知らなかった」「見てよかった」と思うものじゃないと、途中で指が動きます。
ここで詰まる人は、だいたいターゲットが決まっていません。誰に向けているのかが決まっていないと、その人が何を知りたいのかも分からない。分からないので、内容もクソもないという状態になります。
表紙の言葉が選べないのも、内容が決まらないのも、原因は同じところにあります。ターゲットの解像度です。「腰が痛い人」で止めずに、「朝、起き上がるときに腰が痛くて、そこから一日中だるい人」くらいまで細かくする。ここまで細かくすると、表紙に入れる言葉も、動画で話す中身も、勝手に決まります。
だから最初のアカウント設計で、誰にどんなことを届けるのかを決める必要があります。
単調なテンポは途中で飽きられる
内容が合っていても、流れが単調だと途中で飽きられます。
ずっと同じ速さでテロップが流れて、ずっと同じ見た目で進んでいく動画って、内容以前に飽きるんですよね。見ている側は、最後まで見る理由をずっと探しています。
なので、テンポを崩す工夫が要ります。具体的にはこんな感じ。
・テロップを出す速さを途中で変える
・ずっと横書きで進めておいて、重要なところだけ大きく縦にする
・ちょっとした演出を挟んで流れを切る
正直に言うと、ここはまだできていません。仮説の段階です。①の表紙はある程度ねらって作れるようになりましたが、②の視聴時間はこれから潰していくところ。仮説を1個ずつ試して、どれが効くのか見ていきます。
3桁は回るのに、そこから伸びない。この状態は表紙の問題ではなく、動画の中で離脱されているサインです。
リール動画は表紙と視聴時間の順番で作る
リールが伸びない理由はひとつではなく、2段階あります。
1日経っても3桁に届かないなら、原因は表紙です。押されていないので、中身は関係ありません。ターゲットが毎日気にしている言葉を3つ、大きく、枠に収まるように入れる。ここまでやると、だいたい200は超えます。
3桁は回るのに200から300で止まるなら、原因は視聴時間です。押してもらったあとに離脱されているので、内容とテンポを見直す。
Instagramは機能がよくできているぶん、素材を用意するのが大変な媒体です。Xなら最悪テキストだけ投稿しておけばいいですが、Instagramは画像も動画も要る。しかも、ぼくらが扱っている体を動かす系のコンテンツは、AIだと伝えたいニュアンスがまだ出せません。1本にかかる手間が重いからこそ、当てずっぽうで本数を出すのが一番高くつきます。
ぼくはこれから②を潰しにいくところなので、うまくいったらまた報告します。
本日も、ゴリゴリやっていきましょう。


再生数が100未満なら「表紙(押されていない)」、200〜300で止まるなら「視聴時間(離脱されている)」という2段階の切り分けにすごく納得しました。検索一覧で一瞬で目に入る言葉選びはもちろん、枠から文字が見切れただけで数字が落ちたというリアルな失敗談も含めて、どこを直すべきかの見極め方がとても明快ですね。